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1. 法定後見事例(1)
1人暮らしのA子さん。認知症で、要介護1の判定を受け、週に2回デイサービスを利用しています。

たった1人の身内である妹さんが、月に1~2回、顔を見に来てくれていますが、ある日のこと、高額なリフォーム工事の契約書に気づきました。驚いた妹さんがA子さんに尋ねると、誰が来てどんな話をしたのか、A子さんはほとんど分かっていません。どうやら、ほかにも羽毛布団や健康食品など、必要のないものを買っているようです。

A子さんの老後の蓄えが心配だけど、妹さんも高齢で、どうしていいか分かりません。妹さんはA子さんの成年後見の申立てをし、第三者がA子さんの後見人になりました。

後見人は、A子さん、妹さんとよく話し合い、
A子さんの通帳や印鑑などを預かって、A子さんに日常の買い物用の現金を渡す、必要な支払いをする等の管理をする
要介護認定更新の手続きや、介護保険事業所とのサービス利用契約をする
ことにしました。今後は、地域包括支援センターの相談員と相談し、必要に応じて介護サービスの調整をしながらA子さんの生活を支えていきます。



