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2. 法定後見事例(2)
有料老人ホームに入居しているBさん。骨折をきっかけに、杖をついてホーム内を歩くのがやっと、という状態になりました。

食事をあまり食べない、お風呂に入りたがらない、誰とも話さずぼんやりしているなどしていましたが、そのうち、意味不明のことを言ったり、娘さんとホーム職員を混同するような発言が随所に見られ、その症状が重くなってきました。

介護用の部屋へ移る手続きや、介護サービスの利用など、必要な契約がたくさんありますが、Bさん1人ではとても無理。
Bさんの娘さんは遠方にお嫁に行っていて、そうたびたびホームに来ることはできません。
娘さんはBさんの成年後見の申立をし、第三者がBさんの後見人になりました。

後見人は、Bさん、娘さん、ホームの責任者とよく話し合い、
Bさんの通帳や印鑑などを預かって、必要な支払いをする等の管理をする
ホームや介護保険事業所とのサービス利用契約をする
ことにしました。
Bさんは要介護認定の申請をし、同じホーム内の介護用の部屋に移ることができ、また、後見人もときどき様子を見に来るので、安心してホームの生活を続けています。



